柱を4寸柱にして地震対策???

ハウスメーカ-の営業トークのひとつに
『弊社では構造材に4寸(12.0cm角)柱を採用しているので地震に強いです』
と言う事を自慢する営業マンがいますが本当でしょうか?
軸組構法(在来構法)では主に3.5寸と4.0寸の太さの柱を使っています。
わかり難いのでcmで表すと
 10.5cm角(3.5寸)
 12.0cm角(4.0寸) となります。
断面積で比べると、4寸柱は3.5寸柱と比べると1.3倍になりますから地震にも強くなりそうですね。
ところが,地震に関しては柱を太くしても耐震性能は強くなりません!!
柱の太さは上からの加重に対しては関係がありますが、地震のときは横からの力に対して耐えなくてはなりません。
柱を太くしても横からの力には関係ないので地震には強くならないのです。
そうです,地震で倒壊する家屋は横からの力によって潰れてしまうのです。
では地震に強くするにはどうするのか??
在来構法の場合,
1)筋交いを適正に配置する事
2)筋交いを含めた木材の継ぎ目に地震が来ても柱が抜けないよう,金具を適正に施工する事
確かに,3.5寸より4.0寸の方が安心するでしょうし,もし同じ値段なら太い柱を選ぶでしょう。
ただ,それで『地震に強くなった』と勘違いしないように・・・

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