住んでわかった外断熱の家

住んでわかった外断熱の家―家族の健康と安全、家計を守る住宅
(著者:大宮 健司  出版社: 学陽書房)
「いい家」が欲しいで外断熱に興味を持ったので外断熱を更に勉強しようと購入しました。
外断熱の利点を温度や湿度などの詳細なデーターを使い,更に自社での実験結果も引用して理系の人間なら興味を持って読み進める事が出来ると思います。
更に,本書では断熱のほかに気密についても重要性を説かれており気密が十分でなければ計画的な換気は出来ないと断言しています。
例えとして,『穴の開いたストローではジュースを飲めない』ように気密が不十分な家では換気の吸気,排気の経路が定まらず家全体の空気を入れ替える事は出来ないといっています。
確かにそうですね。気密シートを貼っても電気の配線や水道の配管で気密シートは破れてしまい気密の欠損部になります。
そうすると,24時間換気をしても欠損部(ストローの穴)から空気が流れ込み家全体の空気は入れ替わらない。
外断熱にすれば断熱性の向上のほかに気密シートを破る事無く施工でき理想の建築工法だと主張しています。
実際,著者の大宮氏はイザットハウスと言う会社の社長であり高気密・高断熱(外断熱)をセールスポイントにしています。
「いい家」が欲しい』同様に自社の宣伝のためにの意味も含まれると思いますが断熱,気密の知識を深めるには良い本だと思います。
私も実際に,高気密・高断熱住宅を目指して契約には至らなかったもののイザットハウスと交渉を重ねた事もあります。

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