県民共済住宅の設計士と打合せ 間取りと設備

 県民共済住宅では設計士との打合せの前に事前にプランニングについての要望を記入しておきそれを基に打ち合わせを進めていきます。その資料を叩き台にして様々な修正を加えていくことになります。

 設計士と打ち合わせを重ねていく中で間取りや設備について様々な話を聞いた事と打合せ内容の推移を紹介します。なお、内容は2006年のものですので現状と会わない部分もあると思いますが当時の記録として残すものですのでご了承ください。

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設計士打合せ 1回目

 鬼門について

 叩き台の間取りを見て設計士のHさんが
『ご両親から資金援助を受ける予定はありますか?』とのいきなりの質問がありました。

 『その予定はありません』と答えると『そうですか。この間取りで行くとすると玄関が鬼門の位置に当たります。当人が気にしないと言われても設計が終了し最後にご両親に見せたときに玄関の位置が悪いと指摘されることが多く、資金援助を受ける手前、無視も出来ずに設計変更ということが良くありますので最初に確認しておこうと思いまして。』

 この土地における玄関のベストポジションは鬼門の位置。そこをずらすとするとおかしくなってしまう。と設計士は語り私も同意見でした。

 結局,私はそんな事は気にしないのでそのまま進めることにしました。
昔の家のように敷地が広ければ鬼門とか風水を意識しても良いでしょうけど限られた土地の中でわざわざベストの配置を崩してまでとらわれるのはどうかと思います。あくまで、個人的な意見ですが。

 メータ-モジュール

 県民共済住宅ではメーターモジュールには対応していないとの事です。大量発注によって購入単価を下げるために規格を統一しており尺モジュールを採用しているためメーターモジュールは不可のようです。

 どちらかというと世の中の流れはメーターモジュールに向かっているような気がします。
尺モジュールでもメーターモジュールでも建築できる面積は決まっているので別にどちらでもいいのだけれど尺モジュールでは通路の幅が狭くなるのが少し気になる程度。

 収納について

 前の住まいで一番困っている事はやっぱり収納。以前住んでいたのは2Kの間取りしかなく3人家族には厳しかったので新築をするなら収納力のある家にしたいと考えていました。キッチン収納,壁面収納,カウンター下収納,玄関収納,床下収納,クローゼット収納等々考えられる事は可能な限り全て行っていきたかった。

 その中でもミサワホームが大々的に宣伝している蔵収納に興味があったので県民共済住宅で可能か設計士さんに聞いてみました。

 『できない事は無いけれどコストがアップしますよ。全ての柱の長さが変わるので規格を外れるため材料費のアップや外壁面積が大きくなるのでその分もアップ。大体ですが200万円は考えたほうが良いです。』

 200万円もアップするならその分を納戸を作ったほうが効率が良さそうなので蔵はやめました。

 最初の間取り案が1階が21.5坪,2階が18.75坪となっていました。1階が大きくなっているので仮に総2階の家にすれば2階に1.5坪のスペースが生まれるのでこの部分を蔵に変わる収納スペースとして納戸を作りました。坪単価が安い県民共済住宅だからこのような発想もできたのかなと思います。

設計士打合せ 2回目

 2回目の打ち合わせを行いました。私たちの土地は南北に長方形の形をしていて前回作成頂いた間取りも土地の形と同様に長方形になっていました。

 1回目の打合せ後に親に見せて色々意見を聞いているうちに
『長方形の形では無く正方形にしてみたらどうなるのだろう?』
『色々な可能性を全部考えたほうが良いよ。』
・・・というわけで正方形プランも検討してみようという事になりました。

 そこで,2回目の打ち合わせの前に設計士へ電話し『正方形プラン』を事前に作成してもらいました。

 2回目の打合せは正方形プランの閲覧からスタート。このように事前に作ってきてもらうのはお勧めですよ。当日に希望を伝えその場で考えられると時間がかかってしまいますから。

 その正方形プランですが妻の希望であるキッチン→洗面室への生活導線が切れていて妻不満顔。そこで,約1時間半もの間話し込み正方形プラン2をつくりこれは導線が確保されています。

 正方形プラン2と前回の長方形プランとを比較して検討し2週間後に3回目の打ち合わせとなります。

設計士打合せ 3回目  導線(キッチンと洗面台)は必要か

 3回目の打合せを行い間取りが決まりました。決めた間取りは正方形のプランでキッチン→洗面室への導線が切れていて妻が不満であったプランです。

 間取りを考える際に当初はキッチンから洗面台への導線は確保したいと考えていましたが冷静になって考えると本当に必要なのかと考え直しています。キッチン→洗面室への導線にこだわる理由はキッチンで家事をしながら洗濯をしたりお風呂への掃除、給湯といった事をするのにスムーズに動けるために必要と考えていました。

 よくよく考えてみると洗面室で洗濯をするのは容量の大きい洗濯機を購入すれば1日1回か2回の洗濯ですみます。昔のように2槽式の洗濯機なら洗濯,脱水,すすぎ,また脱水と1回の洗濯で何度も洗濯機の前に行く必用がありましたが今は全自動の時代。1回の洗濯ならば1回だけ洗面室へ移動するだけでOKです。これで洗濯はクリア。

 続いて風呂。県民共済住宅では標準でキッチンから水入れ、湯音、湯量を制御できるのでお風呂場に行くのは浴槽を洗うときだけなのでこれもクリア。

 そう考えるとキッチン→洗面室への導線はあまり考慮しなくても良いのではないかという結論になったのです。

設計士打合せ 4回目 収納スペースを増やすか?

 前回の打ち合わせで間取りが決定したので次は外壁等の仕様,キッチン等の設備を決めるはずでしたが・・・・

 前回決めた間取りでは1階が21.5坪,2階が18.75坪となっていました。
つまり1階が大きくなっているので仮に総2階の家にすれば2階に1.5坪のスペースが生まれます。この部分がいかにももったいない。1.5坪を収納スペースとして使えたら・・・・

 今の住まいで困っているのは何といっても収納。布団は押入れに入りきらないし服もタンスに入りきらない。実家へ仮置きしてもらっている衣装ボックスは何箱になったのか覚えていない・・・

 子供は娘なので大きくなればまた服が増える事は目に見えています。
1.5坪広くしたとしても価格アップ分は約50万円。後々の事を考えると価格が上がっても広くしておくべきではないか。

 県民共済住宅は坪単価が安い(33万円)のでこういった発想が出来るのでしょうね。
設計士へ相談すると『総2階とするなら別の案もありますね』といって色々考えてくれましたが結局は元の間取りになりました。

 その後,県民共済住宅のショールームに展示してある設備の説明をしてくれました。
でも,その場で選ぶ事なんて出来ないですね。

 特に難しいのが外壁!
展示してあるサンプルは正方形の一部なのでイメージが沸きません。そこで,いくつか気になったサンプルを選び建築中もしくは建築済み物件を調べてもらい後日,連絡してもらう事にしました。

設計士打合せ 5回目 概略見積り入手 やっぱり安い

 間取りが決定していたので打ち合わせの初めに概略の見積もりを頂きました。
建物本体価格で 約1600万円 です。

 建坪が約42坪なので坪単価 38万円になりますね。
建物本体中の主なオプションは

・バルコニーの差額
埼玉県民共済住宅では2坪までは標準で超えた分がオプションとなります。
単価は38,700円/m2,ちなみに以前交渉していた工務店では
70,000円/m2でしたのでやはり埼玉県民共済住宅は安い。

・キッチン関係では 昇降戸棚,IHヒーター,食器洗い乾燥機及び付属工事
・2F洗面化粧台及び付属工事
・エコキュート
・下駄箱の標準品との差額
・その他建具工事

といったところです。

 我が家の場合,この他に掛かる費用として土盛りをするので土盛り,深基礎工事が見込まれます。さらに,カーテン工事,外構工事,登記費用,その他雑費を含めると予算をオーバーする可能性が出てきました。
最後に,先日決めた設備の一覧を渡して今回の打ち合わせを終えました。

設計士打合せ 6回目 見積り大幅アップ

 前回の打合せの最後に設備類を決めたリストを渡してあったのでそれに基づいて見積もりを提示してくれました。

 前回の見積もりは建物本体価格で約1600万円でしたが今回の見積もりでは建物本体価格で約1724万円となりました。前回からの増加分として

1)盛土(60cm)
2)盛土に伴う深基礎
3)深基礎に伴い基礎部分の御影石貼割増分
4)壁面収納
5)2F洗面化粧台

これらが含まれた分アップしました。

4)は妻の要望で松下電工のキュビオスという商品での見積もりです。
キュビオスは壁一体にテレビを含めた収納棚を据付られ見た目,非常にすっきりします。ただし,お値段も一流!

 その他には盛土も大きな出費ですが周りとの調和を考えると仕方なしか。
(周りの家が殆ど例外なく盛土をしているので我が家だけ低いのはちょっと・・・別に水害がある地域ではないのだが)

 それとまだ我が家では外壁と玄関ドアを決めていません。迷い始めてはや1月以上。そろそろ決めないといかんな。

 今回の見積もりでの消費税額(5%)はなんと82万円!!今後,必ず消費税は上がるでしょうから10%になったら・・・・・住宅需要にも影響してくるでしょうね。

設計士打合せ 7回目 外壁決定

 ようやく外壁が決定しました。ALCのジーファスレンガで色はBST-46。
サンプルだけではどうしてもイメージが沸かないので実際に使用されたお宅を拝見して決めました。

 長かった,外壁だけで2ケ月近くも悩むなんてあまりいないんじゃないかな?
外壁を決めたので外壁にあわせてサッシの色も変更。サッシは新日軽で色はブラック,
玄関ドアも新日軽で色はセピアブラック。

 新日軽の玄関ドアでセピアブラックはまだ実物を見ていないので一応,見ておかないといけないな。何事も自分の目で見てみないとね。

 懸念されていた外壁が決まったので一気に契約モードか,,,と思いきや
まだ問題がありました。

 電柱です。

 私の敷地にはNTTの電柱が建っていて丁度,電柱の直ぐそばに玄関ポーチがくる間取りなのです。

 土盛りもしているので玄関ポーチには標準の2段の階段の他に3段が必要になり,当然ある程度の広さが必要になります。
電柱もただ,建っているだけなら特に,問題は無いのですが支線付なのでとても邪魔です。

こんな感じです。

 現在が赤の状態。○が電柱で実線が支線。これを青のように動かし支線の向きも変えたい。できれば支線は無くしたい。

 電柱は今,敷地内に3mほど入った所にあるので一番端へ移動するとともに支線を無くすまたは支線の向きを変える事が出来るのかNTTへ相談しなければなりません。
もし,不可の場合・・・また間取りの見直しになります。

 普通のハウスメーカーであれば営業マンがNTTへ問い合わせるのだろうけれど県民共済住宅ではもちろん施主の仕事。早速,問い合わせなければ。。。

設計士打ち合わせ8回目 契約目前

 NTTの電柱が希望通り敷地内での最も隅に移動でき支線を無くすことをNTTが了解してくれたので間取りの変更をすることも無く打ち合わせを再開できました。
今回の打ち合わせでは玄関ポーチへのアプローチを決めました。
我が家では60cmの土盛りを行うので玄関ポーチへ上がるまでに3段の階段を付ける必要があります。
大体、階段は1段が20cmの段差なので丁度、3段ですね。
玄関ポーチ
 こんな感じになります。
青矢印が移動してもらう予定のNTT電柱、赤矢印は玄関ポーチです。
3段上って横向きに位置しています。

 その他には、玄関門扉・外構工事が決まっていませんが内部の間取り、仕様は決まったので次回の打ち合わせでいよいよ契約です。初めての打ち合わせが去年の11月、、、約5ケ月の長い期間かかりました。

 設計士さんに『打ち合わせ期間が長いほうですか?』と聞いてみたところ
『いえいえ、標準的ですよ。もっと長い方はたくさんいらっしゃいます。』とのことでした。
気を使って言っているのかも知れないですね。何はともあれ、これで4月着工決定で。

設計士打ち合わせ9回目 契約しました

 やっと、契約しました。打ち合わせ回数9回、、、結構多いのではないかな??
早く決める人も多いでしょうけど性格なのかな?何事にも慎重になってしまう我が家(優柔不断なだけなのかも)

 契約日とあって設計士さんもいつに無く上機嫌のようにも見えました。節目ですからね、これで一区切りできるという感じなのでしょう。

 設備の最終確認と契約についての説明、注意事項を受けて契約です。実印を押すときはいつもながら少し緊張します。

 滅多に使わない実印、、、重さというか責任というかそんなものを感じます。
何はともあれ契約しました。腹を決めたら今までのろのろだったのに早く家を建ててほしいな~と勝手に思っています。

契約金を支払いました

 1回目の契約金を支払いました。契約額の20%とはいえ数百万円の現金を久々に見ました。庶民は諭吉の札束なんて滅多に見ません。カバンに入れて銀行に行ったのですがいつもより周りを警戒してしまう。

 今回の支払いは住宅財形を当てにするつもりだったのですが支払いが4月末になるので間に合わないので親から一時借りました。まずは一段落。次は現場監督からの連絡を待つのみです。

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